少し前までは、
過去を振り返ることが
あまり好きじゃなかった。
思い出すと、
後悔や未練が
一緒についてくる気がしていたからだ。
でも最近、
ふとした瞬間に
昔のことを思い出すようになった。
当時の選択。
あの時、やらなかったこと。
続かなかった関係。
それらを思い出しても、
以前ほど心がざわつかない。
振り返る余裕が出てきた、
というより、
今の自分が
少し落ち着いてきたのかもしれない。
前に進むことで精一杯な時は、
後ろを見る余裕がない。
立ち止まれるようになって、
初めて過去が
一つの景色として見えてくる。
過去は、
やり直すためにあるわけじゃない。
正解を探すためでもない。
ただ、
「そこを通ってきた」
という事実を
確認するためにある。
今日は、
過去を否定せずに
眺められる夜だ。
それはきっと、
今が少し穏やかだからだと思う。
こうした考え方については、
自分なりにまとめたページがあります。